2014年5月27日火曜日





     このズルナという管楽器が オスマントルコ軍楽隊の主要楽器であったことは、
     現在の地球上の音楽に最も大きなエモーションを与えた。

                                                             Fuat Ilby の名演です。

後に、西洋で オーボエやバスーン ランケット等のバロック楽器が生まれ、
ズルナのボルスが壊れたことで、唇を振るわせる奏法から コルネット(元々は木管)
が発明され、トランペットやそのサイズで ユーフォ二ウムやチューバ等の金管楽器が
発明されました。
っあ、そうそう バグパイプ! スコットランドが有名ですが、トルコやポーランドにも存在します。
インドのコブラ笛の原理同様 ドローン音とメロです。
まあどちらも根源は インダス文明ですね。

僕は、その繊細で壊れやすい ズルナのボルスを、精度の良い日本製のオーボエ用を
土台に使っての製作を試みています。
リードを削るのが難しいです。

良いボルスが完成したら またご報告します。



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